「独唱」

 

繰り返す赤い涙。

胸をつたい、身体の隙間という隙間を

埋め込んでゆく。

 

限界はすぐそこまできていた。

ミシミシと音を立てて、

孤独に押しつぶされる感覚にさいなまれる。

 

どうすればいいのだろう。

私は何をすればいいのだろう。

あと少し。もう少し。

 

言葉がかすれて消えそうになる。

自分自身の本当の気持ちが、

日常の忙しさに消されてゆく。

 

 

 

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